高校数学の参考書の選び方

1.共通テスト対策は

「元気が出る数学」シリーズと、「快速!解答 共通テスト数学」と「トライアル模試 共通テスト数学」シリーズ

で勉強して下さい。

2.次対策:どれから始める?

偏差値が40位の方は「初めから始める数学」シリーズ、45位の方は「元気が出る数学」シリーズ、50位の方は「合格!数学」シリーズから始めましょう。

3.次対策:どこまで必要?

ほとんどの国公立大・有名私立大であれば、「初めから始める数学」、「元気が出る数学」、 「合格!数学」、「合格!数学 実力UP!問題集」シリーズまでマスターすれば大丈夫です。難関大狙いの方は、さらに「難関大数学」シリーズまで頑張りましょう。

4.マセマのサクセス・ロード通りにやらないと合格は無理?

そんなことはありません。もちろん、自分の志望校に合わせて、サクセスロードに従って、マセマの本をマスターしていけば、万全な形で受験に臨めます。 しかし、限られた時間の中で、たとえば「合格!数学」シリーズだけをマスターしたとしても、間違いなく、その人の合格の可能性はかなりあがっているのです。 マセマの本で学習する場合、「ここまでやらなければ合格できない!」というスタンスで臨むのではなく、「マセマの本をやればやる程、合格の可能性が高まっていく!」という考え方で学習していって下さい。 実際に、そうなのですから。

5.「難関大数学」:文系と理系は?

難関大数学が必要な方で、文系の方は、「文系・理系」の1冊を、理系の方は、「文系・理系」と「理系」の2冊をマスターするようにして下さい。

6.国公立大の医学部狙いでは、「難関大数学」まで必要?

東大,京大などの最難関大学の医学部では当然「難関大数学」まで必要です。 一般の国公立大の医学部の場合、問題の難易度的には「合格!数学実力UP!問題集」で対応できますが、 医学部は人気が高いので周りの受験生も非常に良く出来ますから、 安全のために「難関大数学」の☆4つまではマスターしておくことをお勧めします。

7.難関大クラスの問題への対処法は?

東大・京大・東工大などで出題される、“論証問題”や“図形問題”や“融合問題”などのハイレベル問題は、 誰にとっても難しいのです。ですから、はじめから満点狙いでいくのではなくて、 部分点狙いでもいいですから、「やれるところまでやってやる!」の意気込みで確実にポイント(部分点)を重ねていって下さい。 「難関大数学」シリーズまでマスターした人であれば、解法の知識も他の人と比べて相当持っていますから、 その意味でも、有利に展開でき、結果として高得点が得られるはずです。自信を持って、難問にも取り組んで下さい。